アメリカ映画の邦題ってすごくないか?

ブログ2回目にして早くも書くネタが無い。
こんなにも俺には「モノを書く」才能が無いのか?
挫折感に打ちのめされながら部屋を見渡すと、
「あるじゃねえか!」
今年一発目に購入したDVD「バス男」だ。自分で言うのも何だが、俺のDVD枚数は298作品もある(今カウントしてみた)。さながら、個人営業してるレンタル屋並みだ。
その中でもこの「バス男(2004年アメリカ)」はかなりの異色作だ。
まずタイトルからして相当な異色っぷりを発揮している。
そもそも原題は「Napoleon Dynamite」なのに何故「バス男」?「電車」の対抗か?バス男 [DVD]
しかもパッケージには「キターーーーー!!!」って書いてるし。
「電車○」の恩恵にあやかろうとするメーカーの切ないまでの心意気に胸を打たれた俺は即効でWEB購入した。
で、何日か後届いたブツをイナズマの様に(←意味無し)開梱し、同時購入した「ドラムライン」には目もくれず、俺はひたすら「バス男」のパッケージを眺めながら、ストーリーを想像した。
「じゃ早く観ればいいじゃねえか」という感じだが、嫁が外出しているのでそれは駄目だ。
我が家では映画を鑑賞する際は、「夫婦そろって」というのが暗黙の了解になっている。
そして嫁帰宅。
さぞかし嫁もこの「バス男」を心待ちにしていることだろう。俺はありったけの茶目っ気で、
「おかえり〜。バス男きたぞ〜」
「何それ?」 嫁の反応が予想外だ。
「前に言ってたべ〜、ニセ「電車○」映画さ」
「あ〜。別に私観たくないから一人で観てもいいよ」だと。
暗黙の了解もへったくれもねえな。
いやがる嫁を説得し、(映画観るのを説得するのもいかがなものか?)なんとか鑑賞までこぎつけた。
映画が始まった。オープニングからヌルい。いや激ヌルい。
主人公の声もこもってるし、なにより「のぺのぺ〜」としゃべってる感じだ。英語のわからない俺でもこれはわかる。
でも心地いいヌルさだ(という気がする)。
ざっと説明すると、カッコ悪い主人公のカッコ悪い日常を織り交ぜながら最後にはバカにしていた奴らを見返すというサクセス(?)ストーリーだ。
観終わって気づいたけど、バス関係ねえ。
それでも最後はヌル主人公もちょっとカッコ良く見えた。嫁に感想を聞こうと目をやると、
寝てやがった。
                                                                                  日本の配給会社さん、もうちょっといいタイトル考えれねえか?