嗚呼トムハンクス師匠

またトム・ハンクス師匠の若い頃の映画を観た。
タイトルは「パンチ・ライン」だ。日本語で言うと「オチ」だそうだ。
パッケージ裏に書いてある能書きには、                                               
平凡な家庭の主婦ライラは、「人を笑わせたい!」という子供の頃からの夢を叶えるため、夫の反対を押し切って、コメディアン・クラブ "ガス・ステーション" に乗り込む。クラブきっての人気コメディアンで落ちこぼれのの医大生スチーブンがライラの才能に目をつけて彼女にアドバイスをするようになるが、やがて年齢も環境も異なる二人はほのかな恋心を抱きはじめる・・・。                                                               
と書いてある。
内容はいたって普通の映画だが、時折劇中でコメディアン(もどき)がスタンダップ・コメディ(漫談)を披露するあたりが非常に鼻につく。
「そもそもアメリカン・ジョークなんて、「客いじり」「誹謗中傷」「下ネタ」「風刺」しかカテゴリーが無いんじゃないか?」と日ごろから思っている俺なので、これはいただけなかった。
伏線(らしきもの)もまったくと言っていい程なげっ放しだし。
                                                           
トム・ハンクス師匠は、「クセのある役を演じれば天下一品だと思うがコメディアンを演じるにはまだまだだな」と思う俺であった。